糖質オフでダイエットや生活習慣病の改善を目論むなら最初の1週間は糖質完全オフのガチ糖質オフを目指そうと書いた。ケトン体回路でエネルギーを安定して得られるようになったら、無理のない、自分に合った糖質オフのスタイルを探していく。もちろんガチ糖質オフの継続もありだ。
糖質オフで主食を抜いてダイエットしていると話すと「フラフラしませんか?」「頭がボゥーッとしない?」と言われる。医者にまでそう聞かれるが、体に違和感を覚えたのは最初の3日くらいまで。1週間目以降はいたって快調だ。その間に糖代謝から別のエネルギー回路に切り替わった?
糖尿病と診断されて、まず言われたのが「体重を落として血糖値をコントロールしましょう」ってこと。このままだと心筋梗塞や脳溢血でぽっくり逝きかねない状態だと説明されて、ダイエットを拒否できるほど人生に飽いてない。帰って妻1号に糖尿病だと打ち明け、痩せる必要があると告げる。
炭水化物(糖質)、たんぱく質、脂質を学校でどう習ったか思い出してみる。炭水化物は人間が生きていくのに必要なエネルギーになると習ったのでは? 正しいけれど間違い。たんぱく質も脂質も実はエネルギーになる。糖質はエネルギーにしかならない肥満の元と考えるのが糖質オフ。
2015年3月にお尻の具合がおかしなことになる。痔は何度か患ったことがあり、市販の薬で治すのだが、このときは39度近い発熱。人生初の肛門科に行くことに。膿み具合が相当ひどかったようで点滴で抗生物質を入れてなんとか小康状態。診断は痔ろう。根治には手術が必要と言われた。
糖質オフの糖質ってそもそも何? ご飯やパンを摂らないようにってことなので、炭水化物のことというのがぼんやりとは分かるのだが……。生物や家庭科で炭水化物、たんぱく質、脂質は3大栄養素と習った。炭水化物、糖質、糖類の関係を覚えておくと食べてはいけない物が分かる。