普段は間食をほとんどしないし、してもミックスナッツを掌に乗る分だけと決めているのだが、釣りに行くときだけはなぜか無性におやつが食べたくなる。少量ずつ何かを食べるのは船酔い防止に効果があるし……半日以上運動をしているので体が甘い物(=糖質)を求めている気がする。
船上で食べる食事の基本はミックスナッツとチーズ(Kiriなどの携帯性のよいクリームチーズ)、カルパスにしているので糖質オフな食事になっているのだが、釣りに行く日は早起き(4時くらいに起床)なので10時くらいには小腹が空き始める。船上で空腹なのを我慢すると船酔いしやすい(胃液が濃くなっているような感じはご法度)し、お腹が空いたままだと釣りをしている最中の集中力や忍耐力に悪影響が出る。そんなときにちょっとつまめる物があるといい。
少し前にアガペ糖を使った血糖値を急激に上げないチョコレートを紹介したが、最近、釣りのオヤツに加わったのが明治エアリアの「ほろふわレアチーズスイーツ」。北海道産のナチュラルチーズに洋酒とレモン果汁、砂糖を加えて作られた一口サイズのレアチーズケーキのようなお菓子で、原材料中のナチュラルチーズの量は75%とある。砂糖が使われているが含有量はごく少なく、1個(5グラム)当たりの炭水化物は0.8グラムと低糖質だ。船上で何か口に入れたいときに食べるのにちょうどいい。
商品名の通り、口の中に入れるとほろっと崩れる。崩れた生地から洋酒とバニラの香りが口の中に広がり、レモン果汁由来の酸味を後味に残しながら蕩けて消えて行く。この甘酸っぱさが病み付きになる。あったらあっただけ食べちゃうような気がするので、持って行くのは1釣行に2個にしている。アガペ糖チョコ2枚とほろふわ2個をどのタイミングで食べるか……アホみたいだが遠足のおやつが楽しみだった子供のように釣りのお楽しみになっている。
著者: へた釣り