少し前に紹介した日本の銘チーズ百選というイベントは入場料6000円だったため、行けなかった。11月11日はチーズの日らしい。11日、12日に恵比寿で行われる「チーズフェスタ2016」なら入場料無料で日本を含めたいろんな国のチーズを試食できそう。お土産までもらえるという噂も。
国内でチーズ製造をしている大手11社が参加するチーズ普及協議会とスーパーなどで売られている海外産チーズの輸入会社でよくみる名がほとんど参加している日本輸入チーズ普及協会の主催するイベントだ。大学教授による「チーズと健康」に関する講演なんてお堅い内容からチーズを使ったレシピコンテスト「チ-1グランプリ」(プレゼンターは峰竜太)なんてのまであるバラエティ豊かなイベントっぽい。日本の銘チーズ百選がチーズに関わるプロ向けのイベントだったのに対して、こちらはチーズ好きな普通の人向けっぽいので参加しやすい。入場料も無料だしね。怖いのはすごく混雑しそうだってこと。
一番楽しみなのがチーズの試食。昨年のイベントのレポートを見ると、世界十数ヶ国のチーズを一堂に集め、お買い得な価格で販売されるだけでなく、「おすすめのチーズを無料試食券にてご試食」とある。無料試食券というのがどうやれば手に入るのかは不明だし、券ってことは好きなだけ試食というわけにはいかなそうだが、何個かは食べられると思われる。食べたことのないチーズを試食してみたい。
11月11日がチーズの日に制定されたのは1992年のこと。 飛鳥時代後半に書かれた「右官史記」という文献の中に「文武天皇四年(西暦700年)10月(新暦11月)文武天皇が使いをつかわし、″蘇(そ)″をつくらしむ」とあったことに由来する。文武天皇が地方に使者を送り、中国から伝わった乳製品の1種である蘇を朝廷に献上するように命じた。11日なのは覚えやすいからというだけの理由みたい。この日をチーズの日に決めたのは今回のイベントの主催者であるチーズ普及協議会と日本輸入チーズ普及協会。
著者: へた釣り