チーズフォンデュに入っている白ワインの定番がシャスラという品種から作られている白ワインであると知り、もしかしてチーズとの相性が抜群かもと気になり始めると、これはもう飲んでみるしかない。「ウヴァヴァン・シャスラ」は期待通りの味で、濃厚な味のハードチーズにぴったりだ。
ウヴァヴァンはスイスのレマン湖の湖畔、ジュネーブとローザンヌの間にある葡萄生産者組合で、その65%のブドウ園でシャスラが育てられている。ウヴァヴァン・シャスラは「スイス・ヴォー州の香り高きぶどう園で育てられたシャスラー種から造られたスイスの典型的な辛口白ワイン」と紹介されていた。飲んでみるとすごく素直かつフレッシュで、すっきりさわやかな味わい。果実味がしっかり残っていてどんな料理にでも合いそうに感じる。後口が面白い。チーズフォンデュを食べていて最後に残る風味がシャスラ由来の物だと分かる。
チーズに合わせるなら甘みのあるハードチーズが良さそう。シャリシャリと結晶化した部分にミルクの甘みが濃縮されているコンテやボーフォールなどとは相性抜群だと思う。チーズフォンデュに入るチーズの定番であるエメンタールやグリュイエールなどのスイスのチーズとは鉄板の組み合わせ。2000円くらいで買えるので、何本かまとめ買いしちゃおうかと考えている。
著者: へた釣り