不摂生はしない、でも我慢もしないのが糖質オフ生活。食事は朝、昼、晩と均等に時間を空けてが理想だが、昼と夜はどうしても時間が空く。お腹が減るし、口寂しくなる。ここで不摂生はしない、でも我慢もしないおやつタイム。1個14Kcal、糖質0.4グラムの「味付うずらの卵」が美味い!!
糖質が低ければOKってことで、おやつにチーズやナッツ類、鶏卵のゆで卵などが推奨されることがあるが、いずれも高カロリー。カマンベールチーズなら一片(20グラム)で60Kcal、ゆで卵は1個75Kcal、健康にはいいそうだがクルミは20グラムで135Kcal。おやつとして摂取したカロリーは三食のいずれかで減らして帳尻を合わせなくてはいけないわけで、カロリーを消化してしまうのはもったいない。
カロリー、糖質ともにほぼゼロの寒天やこんにゃくゼリーなどをおやつにという考え方もあるが、これらの甘味の元はスクラロース、アセスルファムKなどの人工甘味料なのでできれば摂取しないのが望ましい。人工甘味料を摂取するとインスリンが分泌され、血糖値の上昇が起こるという研究報告もあり、食品表示上は糖質ゼロでも、糖質オフ生活にはふさわしくない。血糖値が上昇すれば下降時にお腹が減るのでおやつとしては逆効果。
最近のお気に入りが「千年屋 味付けうずらたまご」。「国産のうずらのたまごを使用し、鰹と黒糖の旨味が利いた醤油だれで、じっくり煮込み味付け」したもので、黒糖は入っているが栄養表示を確認すると、1個あたりの糖質量はわずか0.4グラム。うずらの卵なのでちょうど飴玉サイズ。1個を丸々口の中に放り込んで、飴のようにしゃぶる。醤油の味に混じって口の中に広がるほのかな甘みがおやつ気分を盛り上げてくれる。歯を立てると、今度はうずらの卵の黄身の甘さを口の中に感じる。白身部分のプリプリとした食感も楽しく、小さなうずらの卵が至福のオヤツタイムをもたらしてくれるのである。
著者: へた釣り