薬剤師の立場からいろいろなアドバイスをしてくれる薬局に清涼飲料水1本に入っている糖質を分かりやすく展示してあった。想像以上の量にびっくりする。コーラ500mlで砂糖56.5グラム。ガチ糖質オフなら2.5日分の糖質量だ。ほかのも……。清涼飲料水はちっとも清涼じゃないっ!!
コーラの56.5グラムがトップだが、僅差で健康によさそうなイメージのあるカルピスウォーターが55.5グラム。続いてなっちゃんオレンジが46.0グラム。ただし、これ430mlボトルなので500mlに換算すると53.5グラム。早い話がジュースっぽいジュースは軒並み糖質50グラム超と考えてよさそう。
意外だったのは午後の紅茶レモンティーの35.0グラム。紅茶系、お茶系なら糖質少なめになると想像していたが、少なくない。ストレートティーでも20.0グラム程度の糖質を含んでいる。紅茶、コーヒーは「無糖」と書いてある物を選ぼう。午後の紅茶おいしい無糖の糖質量はゼロだった。緑茶、麦茶、ウーロン茶などは糖質ゼロなので、糖質量を確認して買う手間を避けたいなら東洋系のお茶を選ぼう。
スポーツドリンク系は大丈夫そうに見えて実は危険な飲み物。ポカリスウェットで31.0グラム、アクエリアスで23.5グラム。ポカリスウェットイオンウォーターでも14.0グラム。アクエリアスゼロはカロリーはゼロだが糖質はゼロではないようで、3.5グラム。
い・ろ・は・すも味付きの物はれもんで24.7グラム、、みかんで21.5グラム。ただの水じゃ味気ないのでと、味付きを選ぶと……糖質をたっぷり摂取することになる。ノーマルのい・ろ・は・す、い・ろ・は・すスパーリングは糖質ゼロだ。
コカコーラゼロは糖質ゼロ。それでいてしっかり甘味は感じるが、合成甘味料のスクラロース、アセスルファムKが入っているから。いずれも動物実験ではシャレにならない副作用が報告されている。人間が摂取した場合の問題はまだ報告されていないけれど、人間が摂取し続けても問題ないとも実証されていない。コーラの味をした飲み物を飲まないと死ぬって人以外にはオススメはできない。
著者: へた釣り