見栄えをよくするためにではなく、糖尿病の改善のために始めた糖質オフ生活なので、見栄えなんて気にしない…ってほどに精神が枯れてない。急激な体重減によってたるんでしまった皮膚。なんとかしたいがなんとかなる? 痩せた後で気付いた。糖質オフ最大の難敵は皮膚のたるみ!!
糖質オフ生活を始めた4月4日の体重は91.5キロ。3か月後の7月1日の体重は74.3キロなので17.2キロ減。HbA1cや血糖値など糖尿病に関わる数値は体重減少とともに目に見えて改善し、8月には健康診断を受けても糖尿病と診断されないってところまで寛解させることに成功した。その間、どんどん皮下脂肪が減っていくのに合わせて、気になり始めたのが皮膚のたるみ。特に二の腕、お腹、太腿に気になる皮のたるみが目立つようになってくる。急激に体重を落とした代償なので仕方がないと諦めるしかない? それともなんとかなるもの?
人間の皮膚は伸びる物であるらしい。伸びるようになってないと妊娠した女性のお腹は裂けてしまう。妊娠しなくても少しずつ皮下脂肪を貯め込んでいくのに合わせて皮膚は伸びていく。十分伸びきったところで中身の皮下脂肪を急に減らすと……皮の新陳代謝が追いつかず皮が伸びたまま中身はないのでたるみになる。皮は新陳代謝して入れ替わっているという点に着目すると、皮の組織の入れ替わりに合わせて自然に縮みだすので気長に我慢。ある報告ではお腹周りの皮の縮む速度は1年で約2センチペースだという。自分のお腹を確認する……たるみが気にならなくなるまで3年から4年かかるかな?
予防法は急激なダイエットをしないということに尽きるようだが、そんなこと今さら言われても仕方がない。妊娠線が出るのを予防するクリームを塗るのがいいという意見もあるようだがあまり効果があったという報告は聞かれない。皮のたるみを引きしめる効果があるのは結局、筋肉トレーニングしかないみたい。たるみの気になるパーツがお腹なら腹筋、腕なら腕立て伏せ、太腿ならスクワットとその部分の筋肉を鍛える無酸素運動をすることで筋肉増強と同時に皮を引きしめる効果も期待できるようである。
糖質オフ生活のテーマの1つにあまり無理な運動(筋トレなどの無酸素運動)はしないを設定していた。食後の散歩など無理のない有酸素運動だけはするようにしていたら、それ以上の運動をしないでも体重は落とせた。体重を落とせたあとで気が付いた。見栄えも気にしつつ健康的に痩せるためには、無酸素運動も取り入れておくべきだったと…。お腹の皮をつまみながら少々反省していたりする(という写真を撮ったがあまりに見苦しいので掲載しないことにした)。
著者: へた釣り