いろんな種類があって自分の好みの物を選べるのは楽しい。嗜好性の高い物ならなおさらだ。糖質オフ生活の食卓で自分の好みの物を探して選んで食べる楽しみが味わえるのがチーズだと思う。現在、ハルーミチーズのグミみたいな心地よいモキュモキュに大ハマり中。特に揚げると絶品。
ハルーミチーズはもともと東地中海に浮かぶキプロス島で作られている山羊と羊の乳から作られるセミハードタイプの塩漬けチーズ。焼いたり揚げたりしても溶けずに、弱く噛めば歯を跳ね返し、強く噛めばモキュという食感を残して歯が立っていく風に仕上げる。グミのような食べ心地と説明すると伝わりやすい気がする。癖はあまり強くなく、臭みもないので食べやすい。何と言っても加熱することで、食事の最後に幸せをもたらしてくれる一皿になってくれるのがいい。今回購入したのは、本家キプロス産ではなくトルコの物。本家が山羊と羊乳なのに対して牛乳から作られている。
5ミリ厚くらいに切ってチーズステーキにしてみたが、想像以上に塩辛くってビックリした。水にさらして塩分を抜くのが正しいようだ。チーズステーキとしてのお味は、表面パリッと中はとろ~りと仕上げるカチョカヴァロの方が上かなというのが素直な感想。次に揚げてみた。素揚げにしてもドロドロに溶けることはなく焼いた時以上にモキュモキュという食感が際立つ。これがベストな食べ方に感じる。ダイエット中だから糖尿病だから食べることを我慢し続けるのではなくて、制限を守りながら食べることを目一杯楽しまないとね♪
著者: へた釣り