楽しくおたくな糖質オフ生活に欠かせないのが種類が多くいろいろな味、いろんな食べ方ができるチーズ。今回は癖の少ないブリークールドリヨンという白カビチーズを買った。クルミを添えてそのまま食べてもいいし、ラカントをちょっとかけるとなんちゃってチーズケーキ気分を味わえるよ。
ブリーはフランスのパリの東方に位置するブリー地方で作られてきた白カビチーズ。癖がなくそれでいて牛の乳の濃厚な味わいがあるマイルド&クリーミーなチーズだ。特にブリー3兄弟と呼ばれるブリー・ド・モー、ブリー・ド・ムラン、クロミエが有名だが、ブリークールドリヨンもこの3兄弟の親戚。マイルドでクリーミーで癖がないという特徴を受け継いでいる。ブリーの作り方がノルマンディ地方のカマンベール村に伝えられて作られるようになったのがカマンベールだったりする。カマンベールのご先祖様がブリーなわけだ。
まずはオーソドックスに黒コショウをトッピングしてクルミを添えて食べてみる。柔らかくてバターを思わせるような食感が楽しめる。特徴がなさすぎるような気もするが、牛乳らしいクリーミーさを味わうチーズってことなんだと思う。フランスではレタスやハムとともにパンにはさんでサンドイッチとして食べられることが多いそうである。といっても糖質オフ中でパンは食べられないので……。
はちみつをたっぷりかけて食べると美味しいともあった。はちみつがこれまた糖質的にNGなので、代わりに液体ラカントを少量かけて食べてみると…これがジャストミ~ト!! クリ―ミーなチーズの食感とラカントの甘味が口の中で合わさると、とっても幸せ!! なんちゃってチーズケーキ気分。もちろんパティシエが工夫を凝らしたチーズケーキほどの味の複雑さも甘さもないが、ちょい足しの手間だけでデザートに変身してくれる。
著者: へた釣り