バレンタインの日には毎年妻と2人の娘から1つずつチョコをもらえていたのだが…「今年からチョコはダメだよね」。チョコは欲しいけど…糖質的には完全にNG。ハート型のチーズを見つけた。糖質オフ道楽者へのバレンタインはチョコの代わりにチーズを贈ろう…というか、ください(mm*)。
至高のデザートチーズ、ブリア・サヴァラン・アフィネをハート型にした物で、ブリア・サヴァラン・クール(クールはフランス語でハートの意味)という名で売られていたり、アムール・ド・ブルゴーニュ(ブルゴーニュの恋)という名で売られていたりする。酸味があるさっぱりとしたレアチーズケーキのようなチーズなので、チーズを食べ慣れてないという人でもこれが食べられないってことはないと思われる。バリエーションとしてドライ・パパイヤをまぶした物やトリュフ入りのもある。
元祖ハート型のチーズがこれ。百年戦争(1337年-1453年)のころ、フランスのヌーシャテル村の女性が敵国であるイギリスの兵士に恋をしてハート型のチーズを送ったことを起源とするのでバレンタインのプレゼントにはぴったりだ。ヌーシャテルというチーズ自体は11世紀には存在していた歴史のある白カビチーズでミルキーだけど少し塩味が強め。特に熟成が進むとくせ者感がでてくるので、チーズを食べ慣れてない人には熟成してない物を選んで贈らないと……嫌がらせになったりもするので注意が必要。
超本命、大本命ともにお値段2000円コースなので、気安くあげると財布に痛い。プティ・クール・ヌーなら1個(25グラム)で400円くらい。ホワイトデーのお返しを期待できる人に1つずつ丁寧にラッピングしてあげるのにちょうどいい価格帯なのではないかとwww ヌーはヌーシャテルのことだと思われるので、味は同じで小さく作られた物だ。ハートを切って食べる(ハートブレイクっぽい)のに抵抗がある人にも一口サイズなのでオススメかも。
チョコではなくチーズをたくさんの人に義理チーズとして配りたいって人は…あまりいないと思われるが、安くあげるならおつまみ用にスーパーなどで売られているチーズアソートを買ってくる。5ミリくらいの厚みの四角のチーズが入っていることが多いので、ハートの抜き型でハート型にしちゃえば義理チーズを量産できる。型抜きで残った周りの部分はお料理に使えば無駄も出ない。
著者: へた釣り