以前、日本橋から東京駅、銀座経由新橋行きのアンテナショップを巡ってチーズと納豆を買いまくる道楽散歩を紹介したが、その後もときどき同じコースを巡っていた。チーズと納豆以外も買うようになって思ったこと。平成の世の名物にマズい物なし。今回は表参道~渋谷で特産品を探す。
青山なんてオサレな場所にアンテナショップが本当にあるんだろうか?とネットで検索済みにも関わらず疑っていたが、骨董通りから少し入ったところにふくい南青山291はあった。ゆるキャラではなく、恐竜博士が出迎えてくれる。レストランではこの時期旬を迎える越前がになども食べられるようだが、食事ではなく特産品探しの散歩なので我慢する。福井県の特産品はへしこサバなどの海産物が中心だったが、永平寺にも納めている米五の味噌が気になったので、レトルトのお味噌汁と生姜の味噌漬けを購入。
表参道の交差点まで進んで原宿方向に下る。表参道ヒルズのすぐ手前の道をそれるとすぐに見つかるのが表参道新潟館ネスパス。魚沼を要する米どころだけあって、お米にお餅などを中心に特産品多数。越乃寒梅などのお酒も定期的に入荷があるようだが…米も餅も日本酒も糖質NGなので見ないようにしてスルー。米どころということはご飯のお供も進化しているはずと、探して買ったのがあぶらあげにネギみそを挟んだ栃尾揚げ、からしを大根で巻いた巻のからし巻なるお漬物。さらに納豆をいくつか買ったが、気になるのがレルヒさんのカレー納豆&ピリ辛とうま味がこりゃたまらない納豆(ハバネロ味)。レルヒさんって誰よ? 新潟では有名な人なの?
アンテナショップではないが特産品が集まる場所がこの近辺にはもう1つ。表参道から渋谷方面に進むとある国際連合大学の前で毎週土日に行われているのがFarmer's Market@UNU。以前、チーズ道楽で紹介したブラジルで人気のフレッシュチーズ、ミナスチーズがここで手に入ると聞いて買いに行ったが、この日は出店してなかった。代わりに見つけたのが広工房のスモークチーズ。クルミワサビが気になり、ほかにもグリーンオリーブ、ハラペーニョガーリックを試食させてもらったが、ハラペーニョガーリックの美味さに驚いてたまらず買った。野菜中心の糖質オフランチも出来そうなので今度はランチを兼ねて覗きに来よう。
とまぁ、お散歩がてらに特産品をいくつかゲットしたわけだが、これからボチボチ食べ始める。平成の世の名物にマズい物なしというのは、アンテナショップにはまさにその県を代表する特産品が集められているわけで、好みに合わないことはあっても不味い物はないと思う。というわけで、好みに合う物が見つかったら、味のレポートを書いていくつもり。
著者: へた釣り