今日はどれにしようかな?と気分によって味を選べるメニューが1つあると食事が楽しくなる。即席スープがその役割を担っていると書くと健康的な食を追及している人からはインスタントなんてと言われそうだがこちとら道楽者。健康的と楽しい食事を天秤にかけて即席スープも道楽している。
ダイエットを意識したメニューはどうしても味という面では単調になりがち。その単調さを解消するためにチーズ道楽や納豆道楽、旬の釣魚料理などで美味しさのバリエーションを楽しんでいる。それに加えて味の変化を楽しむという点で重宝しているのがお湯を注ぐと出来上がる即席スープ。お湯さえ沸かせばいろんな味のスープを楽しめるのでその日の料理、気分で選べるのがうれしい。以前にも一度「淡路たまねぎスープ」と「伊万里香ねぎスープ」を紹介したが、それ以降もいろんな即席スープを試していた。今回もオススメの物を2種紹介する。
糖質オフでラーメンのスープっぽい味がなつかしいって人にオススメなのがこれ。比内地鶏ガラスープとポーク、玉ネギ、ショウガの旨みがほどよくブレンドされたスープでコンニャク麺などと組み合わせネギを加えるとラーメンになる。コンソメスープなのでパセリを浮かべると洋風のスープにもなるというある意味万能の即席スープだ。比内地鶏とまでは分からないが鶏から取られた出汁の味はしっかり感じられ、飲み飽きない。
ほかの料理が脂質多めでカロリーも気になるってときに飲む。高知県はしょうがの栽培でシェア50%以上という一大産地。しょうがには血行促進、消化促進、デトックス作用まで期待できるのでメインが肉料理のときに最適のスープだと思う。フリーズドライのスープはお湯を注ぐとしょうがの香りが立ち上る。具はネギとゴマだけとシンプルだが一口飲めば口の中をすっきりさせてくれる濃厚なしょうがの味が具なんて不要だと気付かせてくれる。1杯あたり8kcalなのもうれしい。焼いた肉との相性も抜群だ。
著者: へた釣り