恵比寿駅の駒沢通り沿いにできた新しい飲食ビルには気になるお店が何軒か。そのうちの1軒、石垣牛のローストビーフと創作沖縄料理のお店、恵比寿人(ちゅ)に行ってきた。看板メニューであるローストビーフがとにかく絶品で、これまで食べたことのある物とは全く別物の美味しさ。
恵比寿駅から駒沢通りに沿って、ケンタッキーの前を通り過ぎてしばらく行くと、真新しい白いビルがある。2階には焼肉屋のKollaBoが入っている。そのビルの地下1階に店はある。看板には石垣ローストビーフと創作沖縄ダイニングとあり、人(ちゅ)というのが店名のようだ。少し急な階段を下りて行くと店の入り口がある。扉を開けるまで店の雰囲気が分からず、ちょっと入りにくい雰囲気だが、臆せず突入。
お酒は沖縄らしくさんぴん茶ハイを頼む。乾杯を済ませてしばらくすると運ばれてきたのがお通しの石垣牛の肉寿司。添えられているハーブ塩を少し付けて食べるようにと言われる。口に運ぶと口の中で薄く切られた肉が蕩けていき、ほろりと崩れたご飯とともに至福のお味。お通しだけで、いい店来たなぁ~という気分になる。
気になる料理を一通り注文する。カーリーポテトフライのチリソースはこれだけで何杯でもお酒が行けちゃいそうな最強つまみ。ロメインレタスのシーザーサラダはチーズはたっぷりかかっていて美味い。たらし揚げのアヒージョは沖縄風のカマボコをオリーブオイルで揚げた物で、物珍しさもありオカワリしたくなるほどヤミツキになる味だった。
そうこうしているうちに運ばれてきたのが本日のメイン料理の石垣ローストビーフ盛り合わせ。3種類の部位が盛られてあったが、よくある赤身肉のローストビーフではなく、ほどよくサシが入った日本人好みの肉をローストしたものなので、よくあるローストビーフとは全くの別物。口の中で蕩けるような食感を楽しめたり、しっかりと肉の味を楽しめる部位もあったりと大満足な一皿。
ゴーヤチャンプルや島らっきょなどお酒のつまみになる物もあり、ローストビーフの味を堪能したあとは居酒屋モードに。さんぴん茶ハイが540円なのでそれほど高いわけではない。ローストビーフのときはグラスワインをもらえばよかったと後で気付く。次に行ったらローストビーフを楽しむ前半はワインで、沖縄居酒屋モードの後半はさんぴん茶ハイにしよう。
著者: へた釣り