飲み会の予定がない日の夕食は家で食べるのだが、妻に用事があるときはニセンベロを楽しむ。お酒に意地汚く飲んでいいならいくらでも飲んじゃう方なので予め2000円と予算を決めておけば飲みすぎずに済む。今回は中華料理屋でニセンベロ。中華だけど冷菜なら意外と低糖質だ。
ニセンベロしようと決めたはいいが、どの店に行くとは決めてなかった。なんかいい店ないかなぁと恵比寿から広尾方面に向かって明治通り沿いを歩いていると、ちょっと場末感のある中華屋さんが見えた。昼は近くで働く人向けの食堂して繁盛していると思われるお店だが夜は空いている。店頭にある看板にちょっと興味をひかれる。お酒セット980円。4種類の冷菜とお酒(生ビールか日本酒2合)でこの値段ならニセンベロが成立する。
席に座って、お酒セットとお願いすると、まずビールにするか日本酒にするかを聞かれる。焼酎があれば糖質的にはベストなのだが、二択では仕方がない。日本酒を選ぶ。大関と書かれた徳利になみなみと入った日本酒が運ばれてくる。外食先で日本酒を頼んだら2合といっても1.5合くらいしか入ってないことが多いのだがこのお店に限れば2合より多く入っていた気がする。常温か燗かも選べる。寒い日だったので燗をお願いする。
冷菜は8種類の中から4種を選べる。ピータン豆腐、バンバンジー、ホタテの生姜焼き、ネギメンマの和え物、蒸し鶏ネギソースかけ、干し豆腐細切り和え物、くらげの冷菜、ネギチャーシュー。どれを選んでも糖質はそれほど高くはないので、食べたい物を選ぶ。左上から時計周りにくらげの冷菜、ネギチャーシュー、蒸し鶏ネギソースかけ、干し豆腐細切り和え物だ。味は悪くない。某中華チェーンなどよりは明らかに美味い!!
ここまでで980円。ニセンベロまであと1020円ある。メニューとにらめっこしながらしばし考える。サワーなら290円。730円までの料理を1品頼むことができる。麻婆豆腐なら680円で予算内。日本酒2合は500円。この場合は料理の追加は520円まで。たっぷり入った日本酒の方を選んだ。もう1品は焼き餃子(450円)。羽根付きでこれまたなんだか得した気分を味わえた。締めて1930円。これで日本酒4合飲めたのだから満足感のあるニセンベロだった。
著者: へた釣り