恵比寿界隈では庶民派焼き鳥といえば、たつやの名があがることが多いが、へた釣りの行きつけはつぶしたて焼き鳥 おみっちゃん 恵比寿店。蒲田が1号店で現在、都内に7店舗ある焼き鳥1串150円のお店だ。柚子胡椒で食べるねぎまが美味い。売り切れのことが多いがおっぱいは絶品だ。
お店は西口から伸びる恵比寿銀座を進み細い路地を左に折れたところにある。駅から左側の路地を意識しながら進んでいけば必ず見つかると思われる。入口からは焼き場が見える。顔なじみになれば焼き場のお兄さんと目があえば、何人なら入れる、今日は満席などの合図がもらえるようになる。オススメはボトルキープ。ボトルキープすれば水や氷、お湯、確か炭酸水も無料になる。
へた釣りもボトルキープしてある。それも芋焼酎を一升瓶で。一升瓶ともなれば3回、4回お店に行ったことろで飲みきれないので、サワーなどを頼むより割安になるし、ボトルを入れた日で通常の居酒屋価格、入れなかった日は本当にそんな値段でお店やっていけるの?と心配になるセンベロ級のお値段で飲めるのがうれしい。お通しはキャベツの酢漬け。
まずがすぐに出てくる地鶏のレバ刺(塩漬け)で乾杯。大量のネギとゴマ油、生姜に絡めて食べる。プリンと口の中で弾けるような食感を楽しめる。生肉好きの最後に残ったお楽しみである。
おみっちゃんでのお楽しみがおっぱい。豚のおっぱいの串焼きだ。プリプリとした弾力がある食べ心地は、いかにもおっぱいという感じ。じゅわりと脂が出てくるがこの脂と甘いタレとの相性が実によい。
ねぎまは柚子胡椒で食べる。150円という値段なのに鶏肉は大ぶりでこれが2本あればつまみは少々でいいという人なら十分な量かも。オオガリ、ハツモトといった希少部位を食べられるのもおみっちゃんの面白さ。ハツモトのコリコリとした食感はお気に入り。
〆として頼むのが舞茸の天ぷら。これでもかっという量が運ばれてくる。ただでさえ天ぷらで腹持ちがいいのにお皿にてんこ盛りになっているので〆のはずは〆にはならずについついもう1杯お酒を飲んでしまう。大食い自慢の人はぜひ焼きおにぎりを…運ばれてきたときに嘘でしょといいたくなる大きさ。
著者: へた釣り