妻と子供たちからのクリスマスプレゼントはチーズを盛りつけるための木製カッティングボードだった。早速チーズを盛りつけてみる。さらにデザートにカッサータとフォンテーヌブローをベースにアレンジしたチーズアイスケーキをいただく。糖質オフ道楽を始めてから最高のディナーだった。
食事が一段落したらプレゼント交換会。子供たちは服や化粧品など随分と大人びた物を喜ぶようになったもんだなぁっと驚く。毎年釣り具をもらうことが多かったが今年はなんだかオサレな感じの包装。手にした感触(重さ)でははぁ~んと気付いたが、分からないフリをして包みを開けると、木製のカッティングボード。オリーブ素材なのでそれなりに値段がする物だ。喜んだついでにすぐに使ってみたくなってチーズプラトーをオカワリ(明日からカロリー減らさないと…)。
黒いお皿に盛った物と比べると、素朴な感じがして自然指向の食べ物感が増す。丸という形は上手にチーズを配置するのが難しい。上手に盛りつけられるようになりたいなぁというのが、初めてカッティングボードにチーズを盛ってみた感想かな? 盛ったチーズは1つを除いて既に紹介済みの物だ。
(中央手前)
フロマージェ・ダフィノアカンパニエ
フランス 牛乳 ウォッシュ
ダフィノアチーズの特色でもあるなんともいえぬ濃縮されたミルクの味が楽しめるウォッシュチーズ。ウォッシュといってもほとんどクセのある香りはなく、極めて食べやすい。外皮まで何の違和感もなく食べられる、ウォシュチーズの超入門用だと思う。
クリスマスといえばケーキである。糖尿でケーキ食べられないからと一人寂しくそっぽを向かなくていいように対策済み。リコッタと生クリームにナッツを加えて凍らせるカッサータというアイスケーキを用意しておいた。甘味も少しは欲しいので今回は有機アガベチョコレートホワイトを用意した。低GIのアガベパウダー(リュウゼツランより抽出された甘味料)はGI値26と血糖値を急激に上げにくい。大量に使うのではなく、砕いた物をほんの少しだけカッサータの生地に加えてみた。
これが大正解!!!! どうしても単調になりがちなカッサータの味が、白チョコを混ぜたことによって甘い部分とチーズらしい酸味の強い部分とが混在するようになり、甘い部分はより甘く、リコッタ本来の味も引き立つようになった。フローマージュ・ブランで作ったフォンテーヌ・ブローをたっぷり乗せて、その上にさらにチョコを削った物を雪っぽく散らしておいた。ピンクペッパーがあったのでそれも少し。あとは緑の葉の飾りでもあればクリスマスっぽさの演出は完璧だったと思うが…そう都合よく葉っぱは見当たらず断念。
著者: へた釣り