北海道の家庭の味が楽しめる居酒屋が恵比寿・花まんまじゃが。オフィスビルの2階にあり、ちょっぴりカオスな空間になっているが、夜は毛ガニやラム肉、蒸かしたじゃがいも、山わさびなどがいただける。昼はメンチカツが人気だが、北海道っぽくないので味噌ホッケ定食を食べてきた。
恵比寿駅近くのオフィスビルの2階に店はある。ビルの1階に看板は出ている。「2階へお上がりください。」と誘われて階段を上っていくのだが、登っている最中にこんなことに居酒屋があるのはおかしいと引き返してしまう客が多いのか、しつこいくらい「お2階へどうぞ」という看板が現れる。階段を上りきると右手に花まんまじゃががある。左手にはきれいな受付のあるオフィスの入り口。ちょっぴりカオスな感じが面白い。店内は昼飯時を少し外したつもりだったのに混んでいる。元気なお姉さんたちが忙しく働いている。一番人気はメンチカツ定食。大きすぎない?とカロリーが怖くなるメンチカツが北海道らしい?
メンチカツでは明らかにカロリーオーバーしてしまうし、せっかくの北海道料理の店なので北海道っぽいものを食べることに。となると候補はぬかサンマ、ホッケ、味噌ホッケ、ぎんぽうから選ぶことになる。ぎんぽう(銀宝)は聞き慣れない魚だが、ギンポの仲間でボウズギンポのこと。釧路の市場では1匹5000円近くする高級魚だ。ランチの値段も少しお高い。サンマは季節じゃないしとなるとホッケから選ぶことに。味噌ホッケは夜のメニューでは単品で780円。ご飯や小鉢付きで1000円で食べられるなら悪くない。サイドメニューを1つ選べる。いつものクセでサラダを選んだがちゃんとメニューを見ると(マカロニ)と書いたあったので糖質的には完全な選択ミス。山わさびを選ぶべきだったと後悔しまくることになる。カウンターに並ぶ焼酎のボトルを眺める。山ねこも置いてあり焼酎の種類は豊富だ。生卵が置いてある。店員さんに確認すると定食を頼めば食べていいとのこと。
味噌ホッケ定食が運ばれてきた。ホッケというと干物を想像しがちだが、北海道風なので三枚におろした半身がふっくらと焼いてある。表面に軽く味噌が塗ってあるという感じで味噌漬けのようなインパクトはないが、その分ホッケの身の上品な白身の味を楽しめる。焼き具合は絶妙だ。身離れもよく非常に食べやすい。ほかにはマカロニサラダと大根を煮た物、ご飯に味噌汁。結構なボリュームがある。大して食べたくもないマカロニ分の糖質は明らかに余分。
でも残さず食べるが最近のランチのテーマなので夕食で節制することにして食べる。まず糖質少なめの味噌ホッケからたいらげ、マカロニサラダ、大根を食べ終えたら残るはご飯と味噌汁だ。テーブルの上には生卵。こうなったらやるしかない。最近TKGなんて風に略されることもある卵かけご飯だ。1年以上ぶりのTKGにここで山わさびが薬味としてあればTKGのクオリティが大幅にアップしただろうなぁ~と後悔しまくる。ツボ漬けも十分に美味しいんだけどね。TKG好きならサイドメニューは山わさびを選ぼう!! もちろん残さずに完食。
著者: へた釣り