月に一度の糖尿病での通院日。通っている病院では誕生日の月に食事負荷テストが行われる。これを食事ではなく75グラムのブドウ糖に変えられないかと打診してみたのだが、「既に診断が下っているので」と拒否される。自分の膵臓の状態を把握しておきたいというだけなのに…イラッ!!
医者の言い分はこうだ。「既に糖尿病と診断が下っているので、ブドウ糖負荷テストをやると保険で弾かれる」。一度、糖尿病と診断されたら一生治ることはないということが前提になっている。糖尿病は寛解すらしないんだから黙って病院にお金を払い続けてればいいんだよってことか? もともと大の医者嫌いである。不摂生が大好きで、医者と注射が大嫌いだったせいで糖尿病になってしまったわけだ。毎月計ってもらっている数値だけみれば寛解しているように思える。HbA1cは5.3。食後1.5時間の血糖値は95だった。この数字だけをもってすれば糖尿病と診断されることはない。
自分の膵臓のインスリンの分泌能力が健常な人に比べてどの程度なのかを知りたいだけである。糖尿病でない人の80%なのか、50%なのか、はたまた25%なのか…それを知ることでどこまでの不摂生が許容されるのかを計れるのではと期待していた。ブドウ糖負荷テストでも糖尿病と診断されないくらい回復しているというのが理想ではあるが……。折衷案としてがっつりランチを食べたあとで血糖値を測定してはどうかなどの譲歩があった。糖質の摂取量が決まっているから指標として意味があるわけでどうもピンとこない。「糖質をしっかり摂れば血糖値が下がり始めるのが、おそらく遅れるはずです」と言われた。「おそらく」では気持ち悪いからテストを受けたいと言ってるのが聞こえてないのか? こちらの要望に応える気は全くないってことだけはよく分かった。糖質オフで糖尿病が寛解しちゃまずいの? 自費で受けると言っても了承してくれない。病院を変えて最初からやり直すしかないのか。
著者: へた釣り