Choi.s以来、いろんな味を少しずつ食べられるお惣菜バイキングにハマっている。探してみると居酒屋さんのランチでは結構あるパターンのようだ。本日は魚可祝(うおかしく)にてランチ。夜は全国各地から取り寄せた地魚とおでんの店。昼は野菜中心の惣菜バイキングのお店になる。
店は恵比寿銀座通りの中ほどにある。夜はちょっぴりカオスな空気が流れる通りだが昼間は夜輝くために疲れ果てて休んでいる。ちょっぴりくたびれ薄汚れた感じが結構好みだったりする。ランチ営業をしているお店は何軒かあるが一番目立つのが魚可祝恵比寿店だ。メニューは3種類。おまかせ刺身定食、紅鮭炭火焼定食、日替り定食(この日はチキンカツだった)で1000円。メニュー自体はそそるものではないが、その下にある「ヘルシー野菜中心お惣菜食べ放題」はまさに求めていた物。10~12種類用意されているらしいお惣菜を目当てに地下への階段を下る。
お店はよくある居酒屋風の席の配置。カウンターといろんな人数のお客さんに対応できるようになっているテーブル席。おまかせ刺身定食は1日10食限定で既に終わっていたので鮭炭火焼定食を頼む。カウンターに置かれているお惣菜と飲み物は食べ放題と案内されて、早速お目当てのお惣菜を見に行く。看板通りに野菜中心で、グリーンサラダ、エノキダケやシメジを煮た物、コンニャクの甘辛煮、ナスの中華風炒め、サツマイモの天ぷら、サクランボ、トマト、ほかはご飯のお供の漬け物類と納豆など並んでいる。方針は少しずついろんな味を楽しむ。サツマイモの天ぷらさえ食べすぎなければカロリーオーバーの心配はなさそうだ。サラダ多めを意識して2皿オカワリ。
2皿目を楽しんでいると、紅鮭炭火焼定食が運ばれてくる。お惣菜食べ放題な分、お膳の上はシンプルだ。鮭の切り身とご飯と味噌汁のみ。紅鮭の炭火焼は過度には期待せずに箸を付けたが、ウソでしょ!?ってほどに美味しかった。身に鮭らしい脂の甘みがあって、焼き具合も抜群だ。皮がちょうどパリふにゃって感じに焼けているので皮まで残さずいただく。不味い焼き鮭は皮を食べる気にならない。味噌汁ははっきり分かりやすい濃い目の味付けでご飯が進む系。ご飯も期待していた以上に美味しく、ちょっと失礼な書き方をすると、期待の5割増し以上の満足度。
食後のコーヒーまで込みでお値段1000円。糖質量やカロリーをコントロールしながらいろんなお味を楽しめるお惣菜の食べ放題付きでこの値段なら大満足だ。言うまでもなく、完食した。ご飯が少し多めだったので、次に来るときはご飯を減らしてもらってその分、お惣菜をもう1皿オカワリするようにすれば糖質量を気にせず食べられるのでさらに満足度がアップする気がする。
著者: へた釣り