もうこれから先一生食べることはないかもと思ってた物が食べられた。フレッシュネスバーガー恵比寿店に糖質50%OFFのバンズがあると知り、シルバーウィーク中に食べに行ってきた。ハンバーガーを食べた気分を味わうのではなくちゃんとしたハンバーガーが食べられて涙が出そう。
ハンバーガーショップでお願いすれば、バンズの代わりにトマトでハンバーグを挟んでくれたり、レタスで包んでくれたりという低糖質なスペシャルメニューを用意してくれることがあることは知っていたが、どうにも触手が動かなかった。トンカツの衣を剥がすとそれはもうトンカツではない。ハンバーガーもバンズに挟まれてないとハンバーガーではない別の物。トマトやレタスで挟まれたハンバーガーもどきを食べて感じるのは、ハンバーガーを食べたという満足感よりも本物を食べたい虚しさになってしまう気がしていた。
フレッシュネスバーガーで7月から都内11店舗限定で提供を開始したのが、全粒粉を使って糖質を50%OFF、食物繊維5倍、カリウム、マグネシウム、カルシウム、鉄分などのミネラルを豊富に含んだローカーボバンズ。通常のバンズの糖質量が29グラムなのに対して14グラムになっている。クラシックチーズバーガーなら具はレタス、トマト、チーズ、オニオン、ハンバーグなので糖質は3グラムくらいか。余裕を持って見積もっても5グラムを超えることはない。ローカーボバンズと組み合わせれば、糖質量20グラム以下。ご飯半膳以下の糖質量で、ハンバーガーチェーンで1、2を争う美味しさのフレッシュネスバーガーが食べられちゃうのである。お値段はたったの50円増し。
血糖値を上げない食べ方を実践するために、サラダセットを頼んで、まずは野菜をいただく。アボガドとクレソン、キャベツ、トマト、オニオン、グリーンカールなどをバジル味のマヨネーズ&レモン汁で食べるサラダはこれはこれで絶品だった。ドリンクはカモミールティーで、シロップを入れなければもちろん糖質はゼロ。これにサイドメニューの定番フライドポテトなんぞがあれば、ハンバーガー食ったという気分を存分に味わえるところだがポテトは糖質の塊なのでさすがにNG。あと1品欲しいって人は、糖質量が低いグリルドチキンを追加するって感じかな?
ローカーボバンズが提供されている店舗は、恵比寿店以外に、吉祥寺東町店、井の頭公園店、武蔵小金井店、グランエミオ大泉学園店、日比谷店、新富町店、アトイスコート前橋店、品川グランパサージュ店、武蔵小杉店、用賀店。
著者: へた釣り