糖質オフ生活というより外食先の紹介になってきているような気もするが、46円の焼鳥で財布にやさしいちょい飲みディナーが楽しめる博多満月に行ってきた。気どらない店だった。調度に凝るよりその分安くて美味しい物を提供しようって心意気を感じる。ちょい飲みのつもりが……。
焼鳥1本46円からで、モモとネギマはこの値段で頼める。生ビールも199円と超がつくほどのサービス価格なのだが、ビールは糖質オフ生活で最も飲んではいけないお酒。中ジョッキ1杯は約500mlなので糖質量は15.5グラム。ビールの場合アルコール度数が低いので1杯でほろ酔い気分というわけにはいかずおかわりしてしまうと……。199円という値段に惹かれはしたがここは我慢して糖質0の芋焼酎を水割りでもらう。付きだしにもやしのナムル。
ちょい飲みディナーでも食事の組み立て方は普段と同じ。まずは、野菜を摂って食物繊維をお腹に入れる。よく噛んで食べることができる野菜ならなおよい。そんなニーズにぴったりの一皿があった。「塩ダレキャベツ」をまずはオーダー。写真では伝わりにくいが結構な量がある。焼酎のあてにキャベツをバリボリと食らう。塩ダレが少々しょっぱめなのでお酒が進む。腰を据えて飲むならこれだけで焼酎を何杯かいけちゃいそうである。
お次は秋の特別メニューから「自家製つくね きのこあん」。あんが糖質を含んでいるのは覚悟の上で、卵の黄身が乗った普通のつくねではなくきのこあんを選んだ。これが大正解。とろみのついた甘めのあんを絡めていただくつくねは絶品だった。大根おろしも乗っていたので糖質量は推定15グラム。つくねというよりは鶏肉で作った和風ハンバーグって感じかな。
〆にお目当ての46円焼鳥をいただく。46円のネギマを2本。いい大人なので46円の串ばかりを頼むのは気が引ける。皮100円、豚バラ130円も一緒に頼んで4本で322円。塩、タレ選べるので全部塩で。専門店と比べてしまえば焼鳥として特別美味いわけではないが、46円だと考えると十分すぎるほどに美味しい。焼酎をもう1杯おかわりしてゆっくり味わう。
これだけ飲んで食べてお支払は2000円以下。焼酎ではなくビールが飲めれば1500円以下にだってできそうな気がするが、それは考えないことにしておく。問題は……仲間でワイワイガヤガヤ系の居酒屋さんなので1人じゃ入りにくいことなんだよねぇ~。
著者: へた釣り