人並みに学習能力はあるつもりだが、食欲がからむとどうも正常に機能しない。本日は渋谷にてランチタイム。センター街にあるスパイシースパイシーなる韓国料理のランチバイキングに行く。中華の仇を韓国で討つつもりでいたら返り討ち。またも糖質カラータイマーがピコ~ンピコ~ン。
渋谷近辺はリーズナブルなランチを提供するお店が数多く存在するので、食べる物が見つからなくて右往左往という心配はない。今回はセンター街、東急ハンズの少し手前のビル8Fにあるスパイシースパイシーセンター街店に韓国料理を食べに行ってきた。韓国料理なら肉と野菜を中心に摂れるし、鍋もあるのでバイキングとはいえ中華料理の轍は踏まずに糖質オフランチができるのではと考えたのだが……。
料金は1020円で70分食べ放題。テーブルにはコンロが置かれており、まずは鍋を選ぶ。用意されていたのはユッケジャン、サムゲタン(参鶏湯)、スンドゥブ(純豆腐)の3種類。肉はほかでも摂れるので、ユッケジャンは外して、サムゲタンとスンドゥブの二択。結局、お尻に悪そうな赤い鍋は避けてサムゲタンを選ぶ。鶏肉をほぐして入れてあって食べやすい鍋だった。煮た野菜とともにいただく。
中華料理バイキングでの失敗の教訓を生かしてお皿の半分以上は必ず野菜で埋めることにする。サラダにもやしのナムル、サムギョプサル(豚の焼き肉)、ブルコギを盛って一皿目。料理のバリエーションに乏しいのは意外と糖質オフなメニューが少なかったから、トッポギ、チヂミ、チャプチェはお店の名物らしいがいずれも糖質が高い。ビビンバ、クッパのご飯物もダメ。肉と野菜は摂れるだろうと考えていたら肉と野菜しか摂れなかった。
2皿目は美味しかったブルコギをオカワリ。もちろんたっぷりの野菜を添えてなのだが、肉自体の糖質はほぼゼロだとしても、プロコギの甘辛いタレの糖質が少し気になる。1人前で糖質量20グラムくらいのようなので、2皿合わせて半人前くらいに収まるように気をつけた。一応、糖質オフカラータイマーがピコ~ンピコ~ンと鳴りださないように気を付けていたわけだ。
少しお腹が物足りないので3皿目。食べ方の順番は逆になってしまったが、足りない分は野菜で埋めちゃおう作戦にでる。サラダにモヤシのナムル、ほうれん草のナムル、ちょっと味に変化が欲しかったので白菜キムチ。キムチは糖質を含んではいるが、100グラムあたり5グラム程度だったと記憶しているので少量ならば問題ないはず。
これで腹八分目のはずなのに……バイキングのよろしくないところは、本当は食べたいけど食べられない物を何度も見てしまうことだ。糖質的にアウトだと知りつつも何か1つくらいはせっかくだから食べちゃおうと堕落した。お酢たっぷりの冷麺なら、量も少ないしGIも低いのではと自分に言い訳をして結局食べてしまう。麺を一すすりした瞬間、糖質オフカラータイマーがピコ~ンピコ~ンと鳴り始めたと自覚している。
著者: へた釣り