しまった!! 年末年始に体重が1キロ増えたことを騒ぎ過ぎた。朝ご飯のテーブルに置かれた、糖質オフを始めてから使ってない小さなお茶碗。七草粥が入っていたのだが……正しくは七草粥の米抜きなので七草汁。「お正月に食べ過ぎたからね」と言われると返す言葉がない。汁で我慢。
七草粥は元々は人日の節句(1月7日)に1年間、外敵に襲われないようにとの祈りを込めて食べるものであった。外敵とは人ばかりを指すのではなく、無病息災を願い、邪気払いをする日ということであるらしい。医学の発展によって病気や邪気の正体が明らかになってくると、お正月に美味しい料理を食べすぎて酷使した胃腸を休ませるために七草粥を食べる(普通の食生活に戻る)日と言われるようになった。セリ、ナズナ(ぺんぺん草)、ゴギョウ(ははこぐさ)、ハコベラ、ホトケノザ(たびらこ)、スズナ(かぶ)、スズシロ(大根)をお出汁で軽く煮た七草汁……米が少しも入ってないと粥にならないと気付いたのか10粒くらいだけ米が入っていたので七草粥。
著者: へた釣り