恵比寿・渋谷橋キッチンで新年会。チーズと豚串、樽生ワインという和洋折衷なお店だ。瓶詰されておらず樽から直接注がれるワインは赤、白、泡で6種類。豚串は阿蘇のブランド豚、香心ポークで超美味。チーズを使った変わり串やぎょうざ味のソーセージなど面白メニューもあり。
まずはスパークリングワイン(白)で乾杯。泡は控えめで飲みやすい感じ。シャンパンなどと比べてしまうとすごく美味しいわけではないが、乾杯用としてだけでなく食中に飲める優しい味。白、赤と樽生ワインを頼んでみたがいずれも飲みやすく、どんな料理にも合いそうな感じだった。ワインを楽しみたいって人には物足りないかもしれないが、食事のお供には十分。
例によってサラダから食べて、お腹を膨らまして暴飲暴食を避ける作戦。ベーコンとアボカドのほうれん草サラダは量多めで4人で分けても大満足。ドレッシングも美味。スペイン産の生ハム、ハモン・セラーノやにんにくたたきキュウリ なんぞをつつき、ワインをオカワリしながらメインの豚串が焼き上がるのを待つ。
豚串はバラ、トントロ、豚つくねを頼んだ。脂に甘味があってしかも柔らかく、何本でも食べられちゃいそうな美味しさ。そのまま食べて十分美味しいのに、ゆずネギソース、玉ねぎソース、カレー風味ソースが添えられており、ちょっと付けてみると味が変化して面白い。特にトントロは絶品で、やきとんの専門店で食べた物とそん色ない美味さだった。
お次はチーズ串。スモークチーズ串、カマンベールチーズ串、ゴルゴンゾーラちくわ串をオーダーした。スモークチーズ、カマンベールは想像していた通りの味だが、ゴルゴンゾーラちくわ串は面白かった。超上等なチー鱈。これだけでワインが何杯でもいけちゃいそうなおつまみに最高の1本。串ではないがベーコンとカマンベールチーズのひとくちアヒージョもチーズ好きならワインのお供に。
糖質オフの視点でいうと、うれしい逸品が自家製ぎょうざソーセージ。ソーセージにお肉の代わりに餃子のタネを入れたという物で、味はまさに餃子。餃子の皮には糖質があるが、ソーセージの皮は糖質オフ。こんなところで餃子の味に出会えるとは思ってもなかったので、涙が出そうなほどうれしい。餃子を食べたくなったら渋谷橋キッチンに行くかも。
著者: へた釣り