開店準備中に何度か前を通り、お店の雰囲気と意気込みが良さそうなので絶対行こうと決めていたのが恵比寿にできたごはん屋みづき。開店ほやほやのランチタイムに行ってきた。ごはん屋を謳うだけだけあり、玄米ご飯と優しい出汁のお味噌汁が絶品。今度は夜の和定食も食べてみたい!!
恵比寿駅から伊達坂へと向かう道の1本、2本裏通りにお店はある。この辺りを食べ歩いたことがある人には日本海直送のきときとの魚がおいしい魚屋きいもんと恵比寿裏通りを代表する人気店にんにくやの間にあると説明すればあの辺りと分かると思う。開店前に貼られた「飯屋 ご飯とお酒(和)みづき」に興味をそそられる。「飯屋」とはなんとも武骨である。一方で店構えはおしゃれで入りやすい感じに仕上がっていく。「飯屋」から「ごはん屋」になって名実一致したってとこか。1人だったのでカウンターに通してもらう。
昼飯のメニューはあじフライ、森とりから揚げ、金華さば炭焼き、鮭ハラス塩焼き、ハーブ豚味噌焼きの5種類。お米は白米か玄米かを選べ、ごはん屋というだけあって大盛、お替り自由である。もう一品違う味を楽しみたいという人向けの季節の小鉢も用意されており100円で追加できる。隅っこには金目だいと椎茸茶わん蒸なんてメニューも。後にこれを頼まなかったことを後悔することになる。中華料理食べ放題で油を使った料理に懲りている。でも魚よりも肉気分だったのでハーブ豚味噌焼き(950円)を頼む。
カウンター席だったので厨房の様子がよく見える。新開店でスタッフも気合が入っているようでテキパキと動いている姿が心地よい。炭火で焼かれているのであろう豚肉から炎があがるのが見える。厨房のスタッフは若い人が多かったので「みづき」というのは接客や会計をしている女性の名前かな?といらん想像を楽しんでいると、料理が運ばれてきた。
ご飯は玄米を頼んだ。ご飯も味噌汁も定食屋の盛り方ではなく上品に盛ってある。ご飯の量は糖質オフ的にはありがたい。少し柔らかめに炊かれた玄米を一口いただき、お味噌汁をすすると、へぇ~っとなる。飯も美味いが出汁の味をしっかり楽しんでってことで味噌を控えめにしたある味噌汁が美味い。この出汁で作られた金目だいと椎茸茶わん蒸が無性に食べたくなる。今さら茶わん蒸の追加は無理としてもお味噌汁のお替りはないのかなとメニューを読んだがお替り自由とは書いてなかった。
夜のメニューも確認してきた。金目鯛西京焼きと和牛肉じゃがには茶わん蒸しが付くようだ。天然鯛茶漬けは数量限定のようでこれもお出汁が主役だと思われる。ほかにもお酒のあてになる料理が用意されているはずなのでちょい飲みディナーで近いうちに行ってみようかなぁ~っと。夜の定食のお値段も1500円以下と高くない。あと、細かいことだけどお箸が細くてとても使いやすいのもうれしい。
著者: へた釣り