毎月通院しなくてよくなったお祝いってことで会社の仲間と肉とワインの宴をすることに。肉バルSaltというおっさん四人組にしてはちょっぴりオサレなお店に行ってきた。最近、ワインにハマっていることを知って、お店を選んでもらえた。スペインの赤ワインと赤身肉をたらふく食らい大満足。
恵比寿駅から代官山方面に向かい、1つ目の信号を左に折れるとあるのがカルピス本社。そのカルビス本社の斜め前にあるコンビニの入ったビルの地下に肉バルSalt恵比寿店はある。リーズナブルな価格でワインを飲むことができ、店の看板メニューはザブトンと呼ばれる牛の肩ロースのステーキ。ほかにも豚肉やラム、鹿肉や猪肉などのジビエ料理もあり、肉好き、特に赤身肉好きにはたまらないお店だ。
バルなのでワインはスペイン産のテンプラニーリョをボトルで頼む。お通しとして運ばれてきたのがフォアグラをパンの上に乗っけた物。トーストしたパンの余熱で薄くスライスされたフォアグラから脂が少し滲みだしており、美味!! 乾杯直後のいきなりのフォアグラにこのお店を選んでよかった~と幸せな気分になる。続いて、前菜6種盛り合わせがやってくる。ワインのお供に最高だ。
パンチェッタのポテトサラダ、セミドライトマト、ピクルス、マッシュルーム、オリーブ、ハムをつまみながらワインを傾ける。お次は定石どおりに野菜料理。クレソンのサラダとアンチョビキャベツを選んだ。クレソンの苦さが結構クセになる。
バルといったらアヒージョなわけでマッシュルームのアヒージョを。最近、家でもよく作るのだが、やはりお店で食べる物の方が味付けがしっかり決まっていて美味しい。ウンゲレーゲとチョリソイベリコの2種類のサラミの食べ比べセットを楽しんでいると……
本日のメインの一皿、肉おまかせプレートが運ばれてくる。この日はラムチョップ、ザブトンステーキ、ハラミステーキの3種類が盛られていた。青唐辛子やホースラディッシュなどの薬味を乗せて、ソースを付けて食べる。ザブトンはほどよく脂が入っており、柔らかい。見た目は同じ赤身肉だが、歯応えがしっかりしているハラミとの対比が面白かった。ジビエも食べときたいよねってことで鹿と猪で作られた極太ジビエソーセージを追加して、ここでさすがにお腹いっぱい。
著者: へた釣り