週末の釣りに行かない日は散歩を兼ねて釣具屋巡り。陽のあるうちは呑まないことにしているのに、「昼から呑めます」なんて看板を見つけちゃうとどんなお店だろうとフラフラ~っと吸い込まれる。上州屋・渋谷店ほど近くのさくら亭でご飯が猛烈に進む日替わり炒め定食をいただいた。
上州屋・渋谷店があるのは桜丘町。この辺りは再開発が進んでおらずそのおかげで穴場的な飲食店が多く、そんな店を探すのが楽しい一画だったりする。炉端と天ぷら屋台さくら亭も渋谷駅西口から徒歩3分と書くと駅近の好立地なお店のように聞こえるが、新しいお店なのに場末感があり、なんだかちょっぴり怪しい。店の構えは大阪なら通天閣近辺によくある風で、「昼から呑めます」看板がすごく目立つ位置にド~ンと。こんなお店、はっきり書くと大好きである。
日本全国から旨い物を取り寄せて炉端焼きや天ぷらなどにして食べさせてくれるお店で、店の壁にはさまざまなオススメメニューが貼ってあり、それを眺めているだけで楽しい。値段もそう高くない。天ぷら推しの店なのでランチメニューの中ではさくら亭天丼に心ひかれたが糖質オフに丼飯はまずいので我慢する。ほかにはさくらユッケ(馬肉)丼定食、大沼牛メンチカツ定食、本日入荷の鮮魚煮魚定食(銀だら)、日替わり炒め定食(豚肉とピーマン、ナスのうま辛味噌炒め)。丼を除いて三択だったが、800円の日替わり炒め定食を頼む。
よく冷えた水は中ジョッキに入って運ばれてきた。焼酎入れて呑みたいなぁ~欲が首をもたげるが我慢。豚肉とピーマン、ナスのうま辛味噌炒め定食が運ばれてきた。豚肉の表面はカリッと炒められており、それにからむうま辛味噌はスパイシーでこの1皿でご飯をオカワリできちゃう感じ。アサリのみそ汁はいい出汁が出ていて優しいお味。ちなみにご飯とみそ汁はオカワリ自由だ。小鉢はマグロのお刺身だった。これに漬け物がついて800円ならコスパよしである。夜はどんな雰囲気なのか一度のぞいてみたいかも。
著者: へた釣り