ランチで黒ムツ山椒正油焼をいただいてからチャンスがあれば夜もと狙っていた恵比寿の魚専門居酒屋ころすけ。会社の友達を誘って早速行ってきた。昼は恵比寿界隈で一二を争う魚の美味しい店だと感じたが、夜のNO FISH NO LIFEな料理の数々はいずれも悶絶級に美味くて至福。
恵比寿駅からも広尾駅からも徒歩10分くらいの場所にある魚専門居酒屋ころすけ。人形町の人気店魚や きてれつの姉妹店で、メニューもほぼ同じだ。饗される魚介類はいずれも鮮度抜群な上に確かな腕で調理されており、釣りをするおかげで鮮度のよい魚だけは入手できる身としては、こんな風に自分でも料理できるようになったら最高だろうなぁ~と、うっとりしちゃう美味しさ。今回はころすけの名物料理を片っ端からいただいてきた。どれもこれも美味しすぎて食い過ぎた!!
日本酒と合う料理ということで少しだけ糖質のことは忘れて日本酒をいただくことに。賀茂金秀の特別純米はすっきりとした味わいのやや辛口の飲みやすい日本酒だった。魚料理との相性もよく、やっぱり美味しい魚料理には美味しい日本酒だね!と納得する。お通しは里芋の揚げ出し。
ころすけの名物料理を全部食べる。まずは名物・蟹サラダ。この日は毛ガニではなくタラバ蟹だった。たっぷりの卵サラダの上にタラバ蟹の身をほぐして乗せてある。蟹が美味いのはもちろんだが、卵まで美味い。卵サラダはどうやって味付けしてるのか聞きたくなるが常連でもないのにさすがに聞けなかった。
お次に運ばれてきたのが本日のメインの料理。ころすけのお刺身だ。食べ方の違う3種類のお刺身をコース仕立てで順番に出してくれる。1皿目はカツオ、ヤリイカ、サバ、つぶ貝、マダコ。マダコ以外はお醤油で、マダコはスダチを搾って塩を付けて食べる。ヤリイカのねっとりとした食感と甘みが最高だった。2皿目はキンメダイの炙り刺しをポン酢でいただく。美味い魚は皮まで美味いと実感。3皿目はアワビの肝ソース添え。これはもう日本酒との相性抜群のお味!!!
煮物は真鯛のカマと大根の塩煮。マダイの頭裏の一番美味しいところのプリプリとした弾力のある食感を味わう。鯛の骨から出たお出汁は上品だけど力強いお味でその出汁がしみた大根の上にはほんの少しの柚子胡椒。大根だけオカワリしたくなっちゃう。
ほかにも酒盗チーズポテトサラダ、カツオのエッグベネディクト、たっぷりお野菜の山椒あんかけ、蟹みそクリームコロッケ、4種類の燻製盛りなどを食べた。普段はあまり量は食べないはずの中年4人組があれもこれもと次から次へと注文したのであるからころすけの料理には中毒性がある?
なんと……〆に鯛飯まで頼んで、残さず食べたのであるから胃袋だけ10歳くらい若返ったような食欲を4人そろって発揮したwww 糖質大丈夫ですか? と心配されたが…この日ばかりは食い意地優先!
著者: へた釣り