ええもんをゴチになったのだが…お酒が高くって遠慮して飲めなかった。てなわけで、帰りの新幹線で飲み足りなかった分のアルコールを補充することに。時間がなかったのでお酒もツマミも新大阪駅で買うしかなかった。駅構内に大阪のれんめぐりというコーナーができていてラッキー!
大阪のれんめぐりには、大阪の有名店が5店舗入っている。ネギ焼きのやまもと、けつねうどんの今井、たこ焼きのくくる、ビフカツの洋食屋ヨコオ、そして串カツのだるまだ。どれもこれも時間が許すなら大阪を経つ前の最後の食事に悪くないが、時間がない。車内に持ち込めて、お酒とともに楽しめる物をとなると、ここはやっぱり串カツということになる。道頓堀セットというのが7本入りで1000円以下だったのでこれを選ぶ。
お酒はワインをと考えたのだが、こちらは新大阪駅ではあまりめぼしいものが見つからず、妥協気味に「キャセグレイン・ストーン・サークル・クラシック レッド/ホワイト」というJR東海の関連会社がオーストラリアから輸入している物をハーフボトルで1本ずつ購入した。赤はシラーズだと思うのだが、ちょっとパンチ力不足で物足りない感じ。白はシャルドネで大当たりではないが、普通に美味しく飲める。
串カツは元祖串カツ(牛肉)が3本、キス、うずらの卵、赤ウインナー、レンコンが1本ずつの合計7本。これに1人で食べるなら二度漬けだろうが三度漬けだろうが、なんなら串から外してどっぷり漬けてもOKなソースがたっぷり付いてくる。ちゃんと注文してから揚げてくれるので、最初のうちは温かくって美味しい。冷めても油っぽくはならずにサクフワッとした食感は残っていたので、慌てて食べなくても十分に楽しめる。串カツを冷めたと感じるほどに時間をかけて食べたのが初めての経験だったので、だるまの串カツがもともと冷めても美味しい物なのか、それともテイクアウト用に工夫されているのかは分からない。新大阪駅を利用するたびに買って車内に持ちこんじゃいそうな気が……。
著者: へた釣り