毎日でも食べたい美味しい納豆を探す道楽もそろそろ後半戦かなぁ? 気軽に行くことができる近くのお店で安定して手に入りそうな納豆はそろそろ全種類制覇しつつある。ネットを探せば気になる納豆は数多あるが送料を掛けて買う物でもなさそうだし。物産展などで見かけたらかな?
2カ月くらいにわたってほぼ毎日、新しい種類の納豆を食べ続けている。結論は、美味しくない納豆はほぼない。期待が大きすぎると、期待が裏切られることがたまにあったり、逆に何の期待もしていなかった納豆がびっくりするほど美味しかったということはあったが、基本、全部美味い。その中で好みに合う納豆を探していく作業はなかなか楽しかった。まさに納豆道楽って感じw
粢(しとぎ) 納豆小粒
金砂郷食品(茨城県) 小粒 たれ・からし
小粒でほっくりとした炊き具合で、大豆の甘味を味わえる。苦みやえぐみは抑えられている。これは仕込み水に軟水を使用しているらからしい。タレも少し甘めなので、甘味に飢えている糖質オフ中の納豆としては◎かも。こだわりのネギは九条ネギみたいだが、乾燥した物なのでよく分からず。
伊達藩 永太郎納豆
グリーンパール納豆本舗(宮城県) 中粒 たれ・からし
小粒~中粒で豆はしっかりしている。混ぜると猛烈に糸を引き、掻きまわす箸に強く抵抗を感じるほど。このネバネバの中に、カラシと永太郎のつゆがうまく閉じ込められて、ネバネバの味わいが最高だった。豆はほのかに上品な甘みがある。えぐみや苦みはほとんど感じず、歯がスッと入っていくちょうどよい柔らかさ。小粒ながらも上品な煮豆を食べている感じ。絶品!!!!!
うど川原 酒田納豆
加藤敬太郎商店(山形県) 大粒 なし
つやつやで一粒一粒光沢があり輝いている感じ。大粒で、ほどよい柔らかさで甘味をしっかり感じる味わい。続いて納豆の香りが鼻に抜けて行き、最後に大豆の苦みを残してくれるという、大粒納豆のお手本のような味の組み立てじゃないかと思う。糸の引き具合は柔らかく、ねばりは弱め。上品なお味で、3日に1回くらいの頻度で喰いたいなぁ~っと思う、安定の納豆。
福豊納豆
小杉食品(三重県) 大粒 たれ・からし
みえいなべ産特別栽培のフクユタカ大豆100%使用と煽られてもあまり期待はしていなかった。大粒で茶色い納豆の表面に力強い感じの糸。かき混ぜるとさらに力強さを増してよく伸びるし、粘りだす。豆の歯応えはもっちり系でほのかに甘い。後味にくる苦みが少し強いのが特徴。添付のからしが香りよく、やや甘めのタレと混じり合って味を引き締めてくれ、大満足♪
芝崎納豆
天野屋(東京都) 大粒 からし
大粒だけど豆の味ではなく納豆としてのバランスで勝負したような納豆。糸引きは力強く、かき混ぜているうちに抵抗がどんどん増してくる感じ。豆は一粒一粒しっかり形を保っており、混ぜても崩れることはない。口の中に入れると煮豆のような柔らかさで歯が入っていく。豆の味は抑え気味で大粒だけど豆の味ではなく納豆としてのバランスで勝負した? 少し多め?と感じるカラシの風味と絶妙に調和するので、カラシが嫌いじゃなければ全部入れちゃおう。
著者: へた釣り