HbA1cが5.3%に改善して調子に乗ってる? 以前から前を通って気になっていたのが「テンプラワバル」というお店。天ぷらが糖質オフにNGだってことは分かっているが、我慢は体によろしくない。我慢できてたら糖尿病にならなかったんだろうけど…w 1食くらいはと天ぷらディナーに挑む。
会社の同僚夫妻との忘年会。お店選びをまかされたので、こういうタイミングでしか突撃しにくいテンプラワバルに予約を入れる。天ぷらでバルって何よ? と、あまり深く考えないのが正しい気がする。ワインが飲めて洋風にアレンジされた天ぷらを食べて、その組み合わせの面白さを楽しめば、テンプラワバルになるのではないか。シャブリの白ワインでまずは乾杯。白ワインの糖質量は100mlあたり2グラム程度。これから天ぷらを食おうって人が気にする量ではない。
天ぷらをあまり食べすぎてはいけないってことが承知しているので、まずはお野菜でお腹を膨らます作戦を実行。パクチーマウンテンなる、やめときゃいいのにサラダまで冒険する?なメニューに思わず反応してしまう。ビタミンたっぷりデトックス効果や老化防止効果があるパクチーをゴマ油のドレッシングでいただく。この香りと苦みが苦手という人が多いらしいが、割と平気な方。食欲増進効果はあまりありがたくないんだけどwww
続いてやってきたのがSKEWERSという串を打った天ぷら。各自好きな物を1本から注文できる。キスとO・T・N・Yバクダンの2本だけいただく。キスの天ぷらはまぁ普通。釣魚ばかり食べているので魚料理は相当美味くないと美味いとは書かないw O・T・N・Yはオクラ、トロロ、納豆、ヤマイモの略。納豆の味と芋類のふわっと揚がった食感のコラボがなかなか楽しい天ぷらだった。
“はんぺん”チーズプールは今回食べた料理の中で一番美味しかったかも。はんぺんに岩のりを挟んだものを薄く衣を付けて天ぷらに。たっぷりのチーズベースのソースに絡めていただく。はんぺんと岩のりの組み合わせが絶品な上に、少し甘くてねっとりクリーミーなチーズソースはレシピ教えてよ!!とシェフに詰め寄りたい気分。もちろん初めて行った店でそんな狼藉は働けないけれど。スプーンですくってソースまで全部飲み干す。ほかの人はパンを頼んでチーズソースを付けて食べていた。
2代目!ワバル紅ショウガ!と“黒毛和牛”を使ったすき焼きかき揚げは変わったかき揚げ。玉ネギと紅ショウガを寄せたかき揚げは立ち食いそば屋でも見かけるメニューではある。下品な食い物には違いないんだけどなんだか上品な味になっていたと言うと分かってもらえるだろうか? 衣は薄く紅ショウガの風味が口の中に広がる。もうちょっとガツンときても許容範囲だった気がする。すき焼きかき揚げは甘辛くすきやき風に味付けした黒毛和牛をかき揚げにし、すき焼き風のタレと玉子の黄身を絡めて食べる。これが不味かろうはずがない。4人で取り分けると食べ足りなくてオカワリが欲しくなったほどに美味かった。
メインのお皿は“鴨”の赤ワインソース仕込みを選んだ。5ミリくらいにスライスして天ぷらにしたカモ肉を赤ワインとバルサミコ酢で作ったソースを付けて食べる。軟らかい赤身肉で天ぷらにするためだろうか脂は控えめの部位が使われていたように思う。でも、カモ肉の美味しさはしっかり残っていて大満足の1皿だった。
糖質量の計算は……しないでおく。衣は全部薄めだったので、思ったよりはいってないような気がしているのだが、どうだろう?
著者: へた釣り