4月にはこのままではインスリン注射のお世話にという状況だった糖尿病だが糖質オフ生活7カ月目にしてHbA1cが年代平均値を下回った。これでもう大丈夫とは思わない。油断する気はない。油断すると体重も血糖値も必ずリバウンドする。根を詰めず楽しく…糖質オフ道楽を続ける。
お医者さんは「もうちょっとご飯食べましょうよぉ~」と言ってくれるが、糖質オフ生活は糖質中毒の禁断症状に悩まされる最初の3日間さえ乗りきれば、それ以降はご飯を食べないということにストレスを感じなくなる。「ご飯が食べられないのはつらいでしょ?」という心配は、全くの無用だ。これまで主食だからというだけの理由で漫然と食べてきたご飯の代わりに何を食べようかと考えるのがむしろ楽しくなってくる。
たんぱく質、脂質、食物繊維をどう組み合わせて血糖値を上げずに健康な肉体を維持するか…もともと食いしんぼうなので食事で満足感は得たいし、なるべくなら美味しい物を食べたい。それでいて健康に悪影響がある食品は排除していきたい。こうなると糖尿病治療のための糖質オフ生活ではなく、健康的な食事を希求する糖質オフ道楽になってくる。生来のおたく気質なので、糖質オフを道楽だととらえれば一生楽しめる。
お医者さんとの話し合いでHbA1cが落ち続けているうちはインスリンの分泌、インスリン抵抗性に改善があるということなので、現在の糖質量(糖質オフの並:1日80グラム目安)を続けてみようということになった。HbA1cの数値に変化が見られなくなったら、少しずつ糖質の摂取量を増やしてHbA1cの数値がどう変化するかを見ていくことに。血糖値だけではなく、肝機能、腎機能、コレステロール値などほかの数値も毎月チェックしてもらえているので、お医者さんとの二人三脚でゆる糖質オフ(1日130グラム)への移行を果たしたい。ゆる糖質オフなら食べられる物の選択肢が格段に増えるので糖質オフ道楽の楽しみが広がる。
著者: へた釣り