お正月明けに太ってたらチーズ太りだという自覚がある2皿

年末の食材の買い出しで食べてみたかったチーズを見つけると1つ、また1つと買い足してしまったもんだから、お正月用に用意したチーズは随分と食いでがある量になってしまった。ナチュラルチーズの賞味期間は短い。３が日で食べきってしまわないといけない。チーズ太りの準備万端ｗ

年末年始用のチーズセットは比較的食べやすいタイプの物が多く入っていたので、買い足すのは少しクセのある物を選んだ。青カビ系のチーズがなかったので、いくつか買い足しておく。さらに、大好きな超ミルキーなデザートチーズのブリア・サヴァランの熟成タイプを見つけたので我慢できずに追加。ブリア・サヴァランは今一番お気に入りのスィーツの代替品になっている。ウォッシュチーズも強烈そうなヤツを。

★ピリッと青カビ＆神のおみ足？ウォッシュで刺激的なお正月

（左の3つ上から）
アルスア・ウジョア
スペイン　牛乳　セミハード・ハード
お正月明けに太ってたらチーズ太りだという自覚がある1皿本当は尼さんのおっぱいというなんとも背徳的で艶めかしい名前で呼ばれているケソ・テティージャを買おうとしたのだが、入荷がなかった。「そっくりですよ」と店員さんに勧められたのがコレ。お餅の様な食感でなるほどおっぱいと納得。すっきりとしたミルク味でバニラクリームの様な甘みもあるのが尼さん味なのかな？

ゴルゴンゾーラ・マスカルポーネ
イタリア　牛乳　青カビ・フレッシュ
お正月明けに太ってたらチーズ太りだという自覚がある2皿 3大青カビチーズの1つ、ゴルゴンゾーラとフレッシュチーズのマスカルポーネを層にしてくっつけたチーズ。ゴルゴンゾーラの刺激とマスカルポーネの甘さが口の中で混然一体となって口にふくむとワハハハと笑っちゃうしかない絶妙な美味さになっている。別々に食べるよりも面白い。

グランデ・シントコ
日本　牛乳　セミハード・ハード
お正月明けに太ってたらチーズ太りだという自覚がある1皿春から秋の一年でもっとも乳質の良いミルクを使い1年熟成させて作られている大型のハードチーズが共働学舎のシントコ。そのシントコをさらに熟成させ16～18カ月熟成させた物がグランデ・シントコだ。水分が抜けジャリジャリとした生地にはミルクの味が濃厚に閉じ込められている。コンテに似た味だった。

（中央の4つ左上から）
トランブレ・ブルードシェーブル
フランス　山羊乳　青カビ・シェーブル
お正月明けに太ってたらチーズ太りだという自覚がある2皿山羊乳で作った白カビチーズ、ブッシュ・ド・ルッセを買ったので、山羊乳で作った青カビチーズも買ってみた。青カビのピリッとした刺激はあるが山羊乳の優しい味わいと相殺しているようで、青カビチーズの中でもすごく食べやすいチーズになっていた。熟成させると印象が変わりそうな予感がする。

スティルトン
イギリス　牛乳　青カビ
お正月明けに太ってたらチーズ太りだという自覚がある2皿三大青カビチーズの1つ。少し黄色味を帯びた生地に大理石のように青カビが広がる。水分が少なめで少しパサパサしていた。青カビの刺激はピリッとシャープで香りもやや強め。エリザベス女王の大好物であるらしく、ポートワインとよく合うらしい。

エポワス
フランス　牛乳　ウォッシュ
お正月明けに太ってたらチーズ太りだという自覚がある2皿ウォッシュチーズの中でも特に強烈な香りがし「神のおみ足」と紹介されていたので、悪趣味にも大いに期待して購入。トロトロの生地は濃厚な味わい。ミルクの甘さとコクがしっかり凝縮されている。香りに関しては…期待していたほどには強烈ではなかったように思う。子供たちは臭い臭いと騒いでいたがｗ

ブッシュ・ド・ルッセ
フランス　山羊乳　白カビ・シェーブル
お正月明けに太ってたらチーズ太りだという自覚がある1皿山羊乳で作られたチーズはシェーブルと呼ぶと思っていたが、シェーブルでもあり白カビでもあるという変わり種。中央部はシェーブルらしい酸味があって口の中で溶けて消えて行くチーズ。外周に近い部分は白カビらしくミルキーな味わいで楽しみ方もハイブリット。

(右の4つ左上から）
ブリア・サヴァラン・アフィネ
フランス　牛乳　白カビ
お正月明けに太ってたらチーズ太りだという自覚がある2皿最高のデザートチーズのブリア・サヴァランを4週間熟成させ表面を薄い白カビで覆った物。アフィネは熟成のこと。フレッシュなときは酸味があって口当たりの軽さが魅力だったが、熟成後は酸味が抑えられチーズらしいクリーミーさが増している。旨味を濃縮した生クリームを食べているよう。

ミナスチーズ
日本（ブラジル）　牛乳　フレッシュ
お正月明けに太ってたらチーズ太りだという自覚がある1皿群馬県大泉町でブラジル人のビルマル・デ・ソウザ・ファリアスさんが作っているブラジルの朝食で人気だというフレッシュチーズ。牛乳をゼラチンで固めたような、牛乳グミのようなプルプルの食べ心地が楽しい。

フロマージュ・ド・みらさか
日本　牛乳　？
お正月明けに太ってたらチーズ太りだという自覚がある1皿広島で作られている白カビチーズでカシワの葉にくるまれて熟成されるので表皮にはかすかに匂いが移る。自然放牧したブラウンスイス乳100％で作られており、少し酸味を残しつつもクリーミーな味わい。熟成させるとさらにクリーミーさを増す。

キュレ・ナンテ
フランス　牛乳　ウォッシュ
お正月明けに太ってたらチーズ太りだという自覚がある1皿フランス革命の時代、ロワール河下流の都市・ナントの街に逃れた司祭(キュレ)が造ったと言われている歴史あるチーズ。表皮をゲランド産の塩で洗っているため、納豆のような濃密な香りがする。ふっくらとした生地はミルクのおだやかな甘味が感じられて美味しい。食べやすいウォッシュチーズだ。