1000円でベロベロに酔うのをセンベロという。肴少なめでお酒ばかりという飲み方になりやすく体によくない。オススメなのが肴も酒もしっかり楽しめるニセンベロ。お値段高めの店が多い恵比寿近辺にもニセンベロなら十分に狙える店は結構ある。今回はその一軒、一軒め酒場に行った。
糖質オフ道楽を始めてから夕飯は家で食べるようにしているが、妻に用事がある日は「食事を外で済ませておいてね」となる。誰かを誘ってちょっと一杯となると一杯どころか一軒では終わらず深酒になってしまうので一人、ニセンベロで飲みに行く。ニセンベロ系のお店は以前にも46円焼鳥に吸い寄せられて博多満月でちょい飲みディナーを紹介したが、今回は2軒目、一軒め酒場恵比寿西口店。ハムカツの厚さに激安酒場の魂を見たwww
看板のあちこちに激安と書いてあるので気取って入る店ではない。こじゃれた居酒屋は一人では入りにくいが、この店なら気にせず入っていける。カウンター席があるお店は基本、一人の客を断ることはない。酒はからり芋を水割りで。サワーならもっと安いのだが、お酒くらいはちょっと贅沢…といっても259円。しっかりと芋焼酎の香りと味を楽しめる。まずは神田 旨カツをソースと和風(おろしポン酢)で1本ずつ。お酒のあてにエイヒレを頼む。旨カツは豚の脂が好きなら絶対に気に入る味。
で、お次に頼んだのが本日のメインの一品、超厚切り 男のハムカツ パート2。超厚切りはいいとしてどうして「男の」? しかも「パート2」?と聞きたいことがいっぱいあるが目の前に置かれると、そんなことどうでもよくなる。分厚いなんてもんじゃない。ハムカツ好きでメニューにあれば必ず頼むが、これまでに食べたハムカツ史上最強の厚みである。激安だけど満足させるよというこの店の魂を揚げた感じ?
揚げ物をもう1品。揚げたてを頼んだ。絹ごし豆腐を揚げた物で早い話が出来立てほやほやの厚揚げである。カツオ節とネギとショウガがたっぷり添えられているので醤油を少しだけ垂らして食べると周りはカリッと中はふわりとしていてお酒のあてに絶品。ここらでからり芋の水割りをオカワリして、〆の一皿もオーダーする。山盛りもやし炒めだ。豚肉とニラが少々入っている、中華風のもやし炒めだ。これを少しずつつまみながら焼酎を流しこむ。以上で締めて1831円。大満足なニセンベロだ。
著者: へた釣り