糖質オフ生活について書こうと始めたブログだが、すっかり納豆&チーズ道楽サイトになりつつある。先週の三越前→東銀座で回り損ねたアンテナショップを巡る8000歩の散歩。日比谷から有楽町を経由して銀座、新橋を回って10店舗、12県の特産品から納豆&チーズを買い漁ってきた。
回りやすい順路を考えてまずは地下鉄日比谷線の日比谷駅を出てすぐにあるかごしま遊楽館から。黒豚の加工品や芋焼酎などが売られており、2階では黒豚のランチも食べられるようだったが、お目当ての納豆&チーズは発見できず。日比谷から有楽町へ向かう歩道はすごい人混み。10億円宝くじを求める行列とその行列に向かって募金を呼び掛ける人たちのせめぎ合いに巻き込まれてしまった。なにもこんなところで募金活動をしなくてもとは思うが、確実に財布にお金が入っている人たちの群れを狙えるわけで、お金が集まりやすいのかな?
有楽町は交通会館で前回周り忘れたむらからまちから館に行く。全国の中小企業の地域特産品を扱うお店らしく、どこの県のというわけではないが、納豆もチーズも売られていると教えてもらっていた。この日は宮城県産の納豆が何種類か売られていたのでゲットする。特に気になったのは「この道六十余年の名匠による手作りの逸品」らしい伊達藩永太郎納豆。六十余年と廃藩置県で140年前には姿を消した伊達藩の関係がよく分からないが…美味しそうではある。わらつと入り納豆の少し硬めの食感が気に入っているので手作りつと納豆も購入。
納豆をもう少し買いたかったので先週に続いて茨城マルシェに寄り道。「こちらの青仁一粒はミスター長嶋も食べているおすすめ品!!」というポップにまんまと乗せられて、80グラムで486円もする超高級納豆を買ってしまう。ちなみに大阪生まれなのでミスター長嶋にはなんの想いもない。どうでもいい人にすぎなのだが箱の裏に書いてあった「かき混ぜず、添付のたれをお好みでかけて一粒一粒お召し上がりください」という但し書きに食べてみたくなった。舟納豆と同じメーカーの納豆なので期待大。
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お次はおいしい山形プラザ。このあと回る県から判断して、納豆は手に入りくいだろうと考えて、茨城マルシェに寄ったのだが、うれしい誤算が。山形県も納豆文化の盛んな県であるらしい。名前だけは聞いたことがあった雪割納豆は米沢の名物だった。ただし、雪割納豆は納豆というよりも塩分高めの珍味なのでスルーし、うど川原酒田納豆とかたはた納豆まほろばの恵みという未知の納豆を購入する。
本日、一番のお目当てだったのがTAU-広島ブランドショップで売られているとリサーチ済みだった三良坂フロマージュのチーズだった。牛乳で作られるフロマージュ・ド・みらさかと山羊乳のフロマージュ・ド・みらさか・シェーブルを両方買う気だったが……。レジ近くの売り場に三良坂フロマージュと書かれたパネルはあるのだが売られているのはチーズではなく和菓子。店員さんに確認すると、2週に一度しか入荷がない上に人気らしくしばらくすると売りきれてしまうのだそうだ。リコッタやフロマージュ・ブランなどのフレッシュタイプも入荷するみたいなので、今度は在庫を確認してから一網打尽にしに行こう。
銀座の中心、すずらん通りにあるのが銀座NAGANO。こちらはお目当てのチーズがすぐに見つかった。アトリエ・ド・フロマージュのカマンブルー。アトリエ・ド・フロマージュはブルーチーズが美味しいことで知られている。ブルーチーズも同じ値段で売られていたが、今回はあえてカマンブルーを選んだ。白カビのカマンベールチーズの中に青カビを入れたもの。カマンベールのミルキーな味と青カビの刺激的な味を同時に楽しめちゃうという欲張りなチーズだ。ちょっと変わったチーズってことで長門牧場の味噌チーズもあわせて購入。信州味噌にダイスカットしたゴーダチーズを漬けこんだものだ。
ソニービルの近くにある銀座熊本本館に寄る。くまモンのバターやからし蓮根に一瞬心動くが今回のテーマではないので我慢。九州本仕込み納豆なる納豆を発見し、あまかたれ付ということで気になったが今回はスルーすることに。あまかたれは納豆嫌いな人でも抵抗なく食べやすいように調合された甘口のたれで、かつて全国納豆鑑評会で優良賞を受賞している。どれくらい食べやすいのか一度試してみたいが、原材料の大豆が中国産だったのが購入を見送った理由だったり。
新橋までテクテクあるいてとっとり・おかやま新橋館に到着。ここも納豆もチーズもないだろうと思ってたらあった。蒜山シャージーブランドのチーズ。関西圏では美味しい牛乳として定評がある蒜山シャージー牛乳で作ったチーズだ。カマンベールやゴーダなどもあったが、ちょっと変わった味を求めてゴーダをスモークしたのであろう蒜山シャージースモークチーズを買った。
最後は香川・愛媛せとうち旬彩館。小豆島特産のオリーブオイルを買おうと決めていたが、小豆島産オリーブから絞られたエクストラバージンオリーブオイル檸檬のおかげは3240円と味見もせずに手を出しにくい値段。千円台のお手頃価格の物もあったがイタリアのオリーブオイルに小豆島産のオイルを混ぜた物でイタリア産のオイルの素性が知れないので、これも手を出しにくい。結局、檸檬のおかげと同じメーカーの新漬オリーブだけ買って本日の12県を巡りの旅は終了。
著者: へた釣り