たがを外す気はないけれど、年末年始は油断しちゃおう。さすがに餅は食べないけれど餅太り覚悟で楽しくお節。低糖質だと思われる希少糖入りの物を選んだし、煮物などの砂糖は全部ラカントに置き換えた。できる努力はしたつもり。あとは気にせず新春を祝うお料理を楽しもう。
一人一尾ずつの尾頭付きの鯛の塩焼き。マダイでとはいかなかったがチダイである。これぞ釣り人の特権。これがあるだけで元旦のお膳はすごく豪華になる。お雑煮はおすまし仕立て。ただしお餅はなし。予定ではアマダイを炙った物(皮つきで紅、皮なしで白)を入れてお餅の変わりにするつもりだったが、予定通りにいかないのも釣りである。祝い肴は黒豆、たたきゴボウ、田作り。子供のころからずっとこの3種だと思い込んでいたが、調べてみると関西と関東の物が混ざっていると知る。まぁ、家の伝統なので子供にもこれで伝えていこう。
紀文の希少糖入り・砂糖オフの黒豆、栗きんとん、伊達巻きは本当に糖質控えめになっているのか不安になるほど、甘味があった。砂糖少なめだと言われなければたぶん気付かないレベル。あまりの甘さに食べていいのかと一瞬戸惑った。血糖値の上昇は緩やかだというのが本当かどうかを調べる術はないが、糖質ゼロ麺で糖質オフ道楽者から支持されている紀文のやることなので信じていいように思う。数の子は妻の実家の釧路からの頂き物。こうやってみるとお節って根菜類が多い=糖質多めだなぁっと感じる。
料理上手の妻が超ヘルシーに作ってくれた酢の物&煮物類。砂糖は全部、ラカントSに置き替えて作ってもらったので、血糖値の上昇は緩やかなはず。ラカントの欠点は酢の物との相性があまりよくないことであるが、今回はうまく味が決まっていた。何度も味見をして試行錯誤をしてくれたんだと思われる。糖質オフ道楽を始めて、妻が料理が得意でよかったとつくづく思う。
お屠蘇も少々舐めてみるが日本酒は糖質的にまずいのでシャンパンで乾杯。グラン・プリウール・ブラン・ド・ブランというコストパフォーマンス抜群の物を用意した。シャルドネを100%使って長期熟成させたシャンパンだ。ミネラル感抜群で果実感も申し分なし。泡のきめ細やかさは感動ものだったりする。これは超オススメの逸品。
新春、明けましておめでとうございます。年末年始は少々羽目は外し気味ですが今年も糖質オフ道楽に邁進するつもり。生温かい目で見守ってやってくださいませ!
著者: へた釣り