どこまで不摂生をすればHbA1cの数値が悪化するか試してやろうと考えていた。スパカツ食べたり、飲み会の回数を増やしたり。でも、これくらいなら悪化はしないだろうと高を括っていた。結果は……糖質オフ道楽を始めてから初めての0.2%上昇。5.5%に。油断して手綱を緩めすぎたかも。
直近2~3カ月間の血糖値の平均値を表すHbA1cの数値は昨年11月に5.3%になって以来、ずっと5.2~5.4%の間をいったりきたりしていた。0.1%くらいは誤差の範囲とされているのでだいたい5.3%くらいなのかな?と捉えていた。この数値が5.3%以下の場合は「食後の血糖値に全く異常がない」とされており、これをもって、もしかして糖尿病治ったんじゃね?なんてことを考えてもいた。でも、不摂生をして糖質オフの手綱を緩めると「まったく異常がない」数値はキープできないことを思い知った。HbA1cの世代別平均は40代で5.4%、50代で5.8%。50歳になったばかりなので5.5%という数値は決して悪いわけではなく、医者に注意されたわけでもない(どころかこれくらいの数値の変化ならもっと糖質を摂れと言われたwww)。その場で数値が分かる血糖値とHbA1c意外の数値は不摂生を始める前の物なので良好。来月なんらかの数値が悪化していれば血糖値以外に気を付けるべきことが分かる。
糖尿病で怖いのは神経障害や、網膜症、腎症、動脈硬化などの合併症。HbA1cが7.0%を超えると症状が進むと言われている。この日は眼科にも行った。網膜症はちょうど1年前に最初の診断を受け、眼底の写真を撮った。白斑(網膜血管の詰まり)や黒斑(鬱血)があちこちに見られたがこの1年でほとんどなくなったし、残っている物も薄くぼんやりとしてきた。網膜症については血糖値を著しく変化させ(急に悪化させるのは当然として、急に改善させるのもよくないそうだ)なければ問題なしとのこと。ほかには動脈硬化に関してはプラークによる血管の詰まりが見つかっており、経過観察中。こちらは高血糖のせいというより30年にわたる喫煙の影響が強いみたい。
著者: へた釣り